2011年7月17日日曜日

7月のはろまこ会議

7月12日、1ヶ月ぶりのはろまこ会議を行いました!
やはり話題はそろそろ実をつけてきたハロウィンかぼちゃ。概ね皆さん少しずつ実をつけているようなのですが、天候のせいなのか受粉タイミングが合わなかったせいなのか、まだまだ実をつけた数が多くないようです。


もう一つハロウィンかぼちゃで話題なのは、なぜか細長い実がなっていること(笑。

の記事を見ていただくとウワサの細長かぼちゃ(?!)がご覧いただけます。
この子たちはこれからオレンジや黄色のハロウィンカラーになるのでしょうか?!乞うご期待です!!



また、マコモタケの状況も同じように情報交換しました。
やはり繁殖力の強いマコモタケ。以前紹介したように紙マルチ等で対策をしないとどんどんとマコモタケが密集して成長してしまい大変のようです。

いよいよ次回の会議は8月下旬。そうです!ハロウィンかぼちゃの販売スタート直前です!!

2011年のハロウィンかぼちゃ販売は9月1日よりスタート予定となっております。10月31日のハロウィンまで待てない方(笑、店舗などのディスプレイ用、イベントでの活用などなど早めに手配されたいお客様はぜひご利用ください!

2011年用ハロウィンかぼちゃの販売はこちら↓

2011年7月11日月曜日

はろまこメンバーのハロウィンかぼちゃ

そろそろ他のはろまこメンバーの畑も気になる頃ですが、丁度良いタイミングでお二人のメンバーがブログをアップされたのでご紹介します♪

まずは、ねこちゃんばーばさんのブログ↓

ハロウィンかぼちゃの生育状況」(愛ちゃんのかぼちゃ)

おぉー、知らないうちにこんなに大きくなっちゃって、色も緑からハロウィンカラー(オレンジ)になりつつあります。しかも、ちゃんと向きを変えて傷つかないようにしている。流石です!!


続いて、世詩絵さんのブログ↓

ハロウィンカボチャの経過!」(千鳥草の部屋)

おぉー、こちらもちゃんと色づき始めている!!
しかも直径30cmですか?!大物の予感ですね♪
一緒に紹介されているスマートハロウィンかぼちゃ?の正体がとっても気になります。もしかすると、時が来てハロウィンかぼちゃのプリンスに生まれ変わるかも?!

まだ7月中旬ですが、早くもハロウィン気分満点です♪
これからの成長記録もぜひお楽しみに!

2011年7月10日日曜日

これが平丸・ハロウィンかぼちゃだ!

小濁の畑を見学した足で、さらに妙高市南部の奥まで進み長野県との県境も近い平丸地区に行きました。
こちらは、石田さんが「平丸・夢かぼちゃ」という名前で何年も前から食用のかぼちゃを生産されている場所です。ハロウィンかぼちゃと食用は違うと言いつつもやはり同じかぼちゃ。食用かぼちゃでは年間数千個出荷されるという石田さんのかぼちゃ畑を見学してきました!

平丸の石田さんとハロウィンかぼちゃ畑
「おら、面倒臭がりだし…」という言葉とは正反対のすごく几帳面な畑でいきなりビックリ!!
藁はつるが伸びる際につかめる程度、パラパラと撒く程度で良いそうですが、パラパラでも敷いている範囲が広い!

もうちょっと近づいて見てみると、自分たちの畑のハロウィンかぼちゃよりも明らかに葉っぱの青々しさが違うんです。もちろんつるの先は元気に持ち上がっています。
なんだか食べても美味しそうな色づきのハロウィンかぼちゃの葉

先月のはろまこ会議の際に石田さんが説明してくれた、つるは3本だけ伸ばし、方向も揃えてよーいドン♪で競争させてやるという話そのまんまの畑がそこにありました。3本のつるのうち、2本は手前方向に伸ばし、残り1本は奥のほうに伸ばしているそうです。
つるの伸びる方向を揃えて “よーいドン!”

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、下の写真が苗の根元で、親つる(緑色が一番濃いつる)が奥のほうにカーブしながら左に伸び、親から別れた子つる(一番手前のつる)が同じく左に伸びています。もう1本の子つる(ごちゃごちゃしすぎて分かりませんが)は逆に右手に伸ばしています。
親つる、子つる、子つるの3本伸ばし方式
思った方向につるを伸ばすには、まだ若いうちにつるの方向を定めて上げる必要があるそうです。小枝などをさしながら方向修正をし、方向が定まってしまえばあとは微調整だけで済むそうです。こんな作業面倒臭がりには絶対できませんよ(笑。

実は石田さんのハロウィンかぼちゃの畑では2種類の育て方を実験しているそうです。一つ目は先ほど書いた親つる、子つる、子つるの3本方式。
そして、もうひとつは優秀な子つる3本が出たところで親つるを切ってしまう、子つる3本方式です。
こちらはその子つる3本方式。すでに親つるを切ってしまっているので、どれか1本がぐんぐん伸びるということもなく、まだ元株付近でわらわらと停滞しています。
子つる3本方式のハロウィンかぼちゃ

写真だと若干分かりづらいかもしれませんが、半分から右の葉っぱの高さがある方が「子つる3本方式」、左の横に伸びているのが「親つる・子つる・子つる」方式です。
左「親・子・子方式」  右「子・子・子方式」
どちらが良い実がなるか?は今年作ってみなければ分からないと仰っていましたが、育てる手間、出来る実の大きさ・数などどんな結果になるのか秋が楽しみです。

また、最初に離した藁ですが、実は敷き詰めている広さには意味があるそうです。食用のかぼちゃでも同じようにしているそうですが、元株に近いところになる実はあまり大きくはならないので、だいたい10節(あれっ、もうちょっとだったかな?)くらいまではすべて雌花を摘んでしまって、その先に出来る実をならせるそうです。その10節目くらいまでが藁の敷き詰め範囲ということです。
だいたい10節分くらいまでは藁を敷く重要エリア
もちろん、つるはその先もずんずん伸びて、もしかすると実をつけるかもしれませんが、それ以上先に出来た実はもっけもんで、だいたいひとつるに1,2個くらいの実をつけるそうです。

そして、もう一つ大事な管理は孫つるの切断です。
ほったらかしておくと、どんどん孫つるが伸びてジャングル状態になってしまいます。あまりに密集してしまうと風通しが悪くなりうどん粉病のなどの原因となるので、孫つるはこまめにカットしていきます。

最後にハロウィンではない食用のかぼちゃ畑も見せてもらいました。
こちらも管理が行き届いていて素晴らしい畑!なんだかアートっぽいものを感じます♪
なんだかこのカーブした畑カッコイイ♪
棚田を開墾して見渡すかぎりのかぼちゃ畑
平丸地区もかなりの中山間地域で、特に昔棚田や畑だった所が人口減とともに荒れてしまっているそうです。そんな中、石田さんは少しずつ開墾してかぼちゃ畑にしています。一つひとつの畑は小さいのですが、前後左右、そして山の上も下も見渡すかぎり整備されたかぼちゃ畑はとても素晴らしい眺めでした。

平丸・夢かぼちゃ...ならぬ、平丸・ハロウィンかぼちゃ!こちらも楽しみです♪

小濁のハロウィンかぼちゃとマコモタケ

6月26日(日)、妙高市小濁で記念すべき開窯イベントに参加した後に、少し足を伸ばして小濁の山さんの畑を見学させていただきました。

まず見せてもらったのは大豆畑。ちょうど種を蒔いたばかりで、タイミングよく目が出たところでした。おー、かわいいかわいい♪

可愛らしい大豆の芽

あらっ?まっすぐ植えたはずなのに...
一列…のはずが、先に行くほどちょっと曲がってましたが(笑、綺麗に芽が揃って出ていました!


さて、さらにちょっと登ったところにハロウィンかぼちゃの畑がありました。

小濁のハロウィンかぼちゃ畑
手前の成長が進んでいる方が、上濁川の手塚さんから苗を分けてもらったもので、奥のほうが山さん自身で芽出ししたもの(ちょっと遅れて芽出ししたもの)です。

広い畑ですくすくとつるを伸ばしていました。その先には早くも雌花が...

雌花の下にちっちゃな実が♪

伸びたつるの先が元気良く持ち上がっていれば、栄養が足りている状態。

このまま伸びると隣の苗まで届きそう?!

つい先日強い雨風で若干土がついてしまったけど、しっかりと受粉して実が出来てきたハロウィンかぼちゃもあるようです。
こちらはうまく受粉したのかな?

それもそのはず、かぼちゃ畑の周りでは蜂などの虫が花の蜜を吸いに飛び交っていました♪
クローバーの花に群がる虫たち

さて、小濁に来たらこちらも必見!マコモタケが成長中の天水田です!
小濁の天水田で育つマコモタケ
もともと山の中の棚田を活用しているので、1面1面は小さいのですが、その分水が良く循環しとっても透明で綺麗な天水田です。

また、こちらは今年春にきれいに植替え&株分けをしたばかりのマコモタケなので一株一株の間隔も開いていて整っています。
小濁のやまさんと天水田のマコモタケ

植え替えをした際、紙マルチも敷いているので雑草もなくとっても綺麗です!
この紙マルチは、しばらくすると水に溶けてしまうそうです。マコモタケの株がまだ小さいときに雑草から守り、ある程度大きくなって雑草にも負けず自立できるようになったら溶けてお役御免というわけです。
徐々に溶け始めている紙マルチ

マコモタケはとても繁殖力が強いため、同じ天水田で2年ほどすると所狭しと生い茂って管理が難しくなります。こちらの天水田は2年目でかなりのモジャモジャ状態です(笑。来春は植え替えですかねぇ?
2年目のマコモタケ。ちょっと生い茂り過ぎ? (^_^;)

小濁をはじめ中山間地域でのマコモタケ栽培で一番良い点は何と言っても綺麗な水が豊富に循環している点だと思います。ここの天水田でも自然の水が常に流れ続けていました。
豊富で天然の水が流れ続ける天水田
マコモタケの天水田、そして棚田も続く小濁

自然の環境を活かしてすくすくと育っている大豆、ハロウィンかぼちゃ、そしてマコモタケ。
秋の収穫に向けて期待が高まります♪

2011年7月9日土曜日

ハロウィンかぼちゃの栽培法を習う

実は1ヶ月前の話なのですが、毎月開催のはろまこ会議。
今回は都合が合わなかったメンバーの皆さんが多く、少数での開催でした。

5月に種蒔したハロウィンかぼちゃがそろそろつるも伸びてきた頃で、初めてハロウィンかぼちゃを育てる方はどんな管理が必要なのか疑問がいっぱい!


ハロウィンではなく、食べるカボチャを平丸地域で数多く栽培されている石田さんに、かぼちゃ繋がりということでハロウィンかぼちゃをどんな感じで栽培されているか質問攻めしてみました。

話だけではイメージが掴みづらく、簡単なイラストを描いてもらったりしながらレクチャーを受けました。伸ばすつるは3本、親、子、子。伸ばす方向も定めてよーいドン♪最初に方についた雌花はとっちゃって10節目くらいからの実に期待する...などなど。


とても参考になりました。今度皆さんの畑も見学に行かなければですね。