2011年9月29日木曜日

はろまこプロジェクトがテレビ取材!

9月1日からネット販売を開始したハロウィンかぼちゃも順調にご注文をいただいております。ハロウィンは10月31日のイベントなので9月と言うとまだ夏の暑さが残っていて全然ハロウィンぽくないのですが、撮影に使われたり、イベント用に準備されたり、店頭ディスプレイようにご購入されたりと意外な需要が多々ありビックリしています。

また、9月中旬よりマコモタケの販売もスタートし、いよいよ春の生産から、プロジェクトのもう一つの課題であるネット販売へと活動のフィールドが移ってきました。

そんな中、先日の24日・・・なんとっ!はろまこプロジェクトがテレビ取材を受けたのです\(◎o◎)/!

今回取材に来られたのはBSN新潟放送の「Nスタ新潟」の皆さん。實石あづさアナウンサーとカメラマンさんが終日新井南部地域を駆けまわってくださいました!

まず最初に向かった取材先はこの方のところ↓
マコモタケ、ハロウィンかぼちゃを栽培している小濁の山崎さん

小濁という山の中の小さな集落でマコモタケとハロウィンかぼちゃを栽培している山崎さんにお話をお伺いしました。

1本1本状態を確認しながら収穫中

美味しいタイミングが短く、一株一株の成長を見ながら一番良い状態のマコモタケだけを収穫されています。効率は悪いのですが、より美味しいマコモタケをお客様に食べていただくためにはやはりここまでこだわらなければならないのです。

採れたてのマコモタケの皮を剥き、食べごろの状態について説明しています。せっかくなので、マコモタケを食べたことがないという實石さんに食べてもらいます。


「無農薬で育てているから採れたてで洗ってなくても大丈夫だよ…」と山崎さん、採ってきたマコモタケを首に巻いていたタオルで拭いて出してあげていました(^_^;)
いやぁー、山さんっ!そっ、その山さんの汗が染み込んだタオルで拭いたら、せっかくの甘くて美味しいマコモタケが、ほんのり塩味になるのでは(T_T)・・・でもそこは、流石プロ。實石さんは終始笑顔で食べてくれていました(^O^)

山ん中のこんな良い環境でマコモタケは育っています

山崎さんはこのあたりの地域でも、かなり早くからマコモタケを栽培されていただけあり、栽培の大変さを十分に熟知しながら、美味しく育てるコツなどマコモタケの魅力を十分に引き出すプロフェッショナルでした。


さて、続いて向かったのは上濁川の手塚さんのハロウィンかぼちゃ畑
ハロウィンかぼちゃの畑はどうしても雑草が生い茂ってしまいジャングルのようになってしまうのですが、一面緑で何もなさそうなところをよく探してみるとジャンボかぼちゃが(坂から転げ落ちそうなところに)なっていました♪

今年は崖っぷちかぼちゃが流行っているようです(^_^;)

ちょうど良い時期を迎えた色鮮やかなハロウィンかぼちゃを収穫してみます。食べるかぼちゃと違って、ハロウィンかぼちゃは顔(表面)が命。どうしても土についた部分にキズがつきやすいので、なるべくキズがつかないよう、実がなってきたらこまめに向きを変えてあげます。

どうやらとても器量の良いハロウィンかぼちゃのようです♪

直売所、スーパーなどに出荷する食品としての農作物は数多く栽培している手塚さんですが、今年初めてチャレンジしたハロウィンかぼちゃは、それらとは勝手が違ったようでだいぶ苦戦されたよです。

例えば普通のかぼちゃであれば、皆さんご存知のように表面の皮はかなり固く、包丁でカットするのもやっとというくらいですが、ハロウィンかぼちゃは表面の皮、そして中の実もかなり柔らかくなっています。このおかげでジャック・オ・ランタンのようなお化けかぼちゃのカットが出来るのですが、柔らかいからこそ栽培途中にキズがつきやすく、栽培を難しくしています。

キズがつかないよう大切に育てます

でも、そこはやはり生粋の農家さん。難しければ難しいほどに燃えてくるようで、今年の経験を踏まえ来年はこうしよう!と意気込んでいらっしゃいました。

手塚さんのインタビュー中に「世界へ…」みたいな話をされていて、えっ、もしかして輸出で世界進出ですか(@_@;)・・・とビックリしてしまいましたが、ネットを活用すればそれも可能かもしれませんね。


マコモタケ、ハロウィンかぼちゃの生産現場を見て回ったあとは、私たちのプロジェクトの活動拠点であり、マコモタケ・ハロウィンかぼちゃの発送拠点でも使わせてもらっているねおかんぱーにゅ南部へ向かいます。

こちらは、なんぶルネサンスの村越さんが、新井南部地域の活性を目的に地域の食に関する勉強会、陶芸をはじめとしたものづくり、地域の情報発信のためのIT活用、音楽などの文化活動…などなど、たのしく、おもしろいことを地域の皆んなが集まって実施している場所です。

ここでは、さっそくハロウィンかぼちゃの発送作業を取材していただきました。

出荷を待つハロウィンかぼちゃたち

もともと保育園だったこの施設の遊戯室が、この時期だけハロウィンかぼちゃたちの待合室に(^_^;)
ひとつとして同じ形がないハロウィンかぼちゃですが、私たちのプロジェクトでもそれをどのようにお客様にお伝えし、納得して買っていただこうか試行錯誤しています。

今年は「訳ありかぼちゃコーナー」というページを新設し、一つひとつ写真を撮ってご覧いただきながらご注文頂く仕組みを作ってみました。

販売する手間はかかるのですが、一つひとつ個性のあるハロウィンかぼちゃをどれにしようか、どんな顔にくり抜こうか…そんな楽しみがショッピングにあっても面白いですし、何よりお客様に納得してご購入いただけるのでとても良い販売方法だと思っています。

さて、テレビ取材も山場にさしかかり、いよいよはろまこプロジェクトメンバーが集まった会議を見ていただきました。

・・・というか、メンバーの皆さんが集まったら自然と最近の世間話、かぼちゃの育ち具合、マコモの収穫具合などなど一気にしゃべり、収集がつかないくらいに盛り上がってしまい、会議と言うよりも山んしょたちが集まって宴会しとる…そんな感じになってしまいました。まぁ、いつものことなのですが(^_^;)

会議後半はマコモタケ試食会に♪

いつも会議の際に感じるのですが、皆さんすごくパワーがあります。生産への情熱、地域のことを思う気持ち、そして皆さん集まったときの盛り上がり…少しずつこの輪を広げて、地域を盛り上げていきたいと思いました。

最後は山崎さんの取材の時に収穫した採れたてのマコモタケを村越さんに調理していただき、大試食会になりました♪

採れたてマコモタケを料理してもらいました♪

普段マコモタケを食べている方も知らなかったいろんな調理方法を紹介していただき、みなさん新たな発見があったようです!

マコモタケを紹介している中でよく聞かれるのは「食べたことがあるけど、あんまり美味しくなかった」という話です。
おそらく、収穫時期、収穫してから食べるまでの時間、そして料理方法などによりまだまだマコモタケの魅力に気付いていただけてない方が多くいらしゃるように感じます。適切な時期に、収穫してすぐのマコモタケを素材の味を活かして調理いただければきっと今まで食べていたマコモタケ以上の発見があると思います。

ぜひマコモレシピを参考にしてください → 農と食の奮闘記(マコモの記事)

私たちもマコモタケのネット販売を通して、マコモタケの本当の美味しさをより多くの方に知っていただければと頑張っています!

ジャック・オ・ランタン三兄弟

今回の取材を通して(いや、私は取材をしてもらった方ですが…汗)、メンバーの皆さんの畑を周り、今まで聞けなかった話や、今まで見る機会がなかった収穫風景など、とても多くの発見がありました。

あらためて感じたことは、この地域には豊かな自然環境と、そして、そこに住む人たちに溢れている魅力の大きさです。

今、このはろまこプジェクトは各地域の一部の方に参加していただき、少しずつ中山間地域の中の地域間連携による事業が出来つつあるところです。これからは、その環を少しずつ広く、そして太く、また次の世代の皆さんにも魅力あるものとしてとらえてもらえるよう継続する努力が必要だと感じています。

そんな大事なことに気づかせていただいた、今回のテレビ取材。BSN新潟放送の實石アナウンサーをはじめ皆さんには本当にお世話になりました。
また、いつかこのプロジェクトが成長した暁にはぜひ南部地域へ足を運んでみてください。ありがとうございました!


おっ、肝心の放送時間のご案内♪

2011年9月29日(木)18:15頃より
BSN新潟放送の「Nスタ新潟」内で放送予定です。

・・・放送の数時間前のブログアップになってしまいましたが(汗、ぜひ私たちのおもしろい取り組みご覧ください!

2011年8月21日日曜日

ハロウィンかぼちゃの販売に向けたシュミレーション

春から始めたはろまこプロジェクトの「はろ」、ハロウィンかぼちゃの販売時期がいよいよ迫ってきました。
農家さんが作ってくれているハロウィンかぼちゃも早いものはそろそろ収穫出来る状態になってきましたので、実際の収穫→販売ステーションへの出荷→梱包→発送をシュミレーションしてみました。

・・・と、その前にせっかく収穫してくださった綺麗な形のハロウィンかぼちゃを販売ホームページへの掲載用に写真撮影♪
こちらはSサイズ(15-20cmくらい)です

そして、なかなか大変なのは梱包作業。かぼちゃ一つで3〜7kgくらいあるので、1個のご注文であれば簡単なのですが、複数個のご注文になると箱の大きさも、そして重量も重たくなってしまいます。そこは梱包テクニックでカバーして出来るだけ無駄なスペースが出来ないように、そして大切なかぼちゃに傷がつかないように緩衝材をはさみながら丁寧に梱包していきます。

突然変異?!縦長ハロウィンかぼちゃが初登場!!

秋のハロウィンシーズンを前に生産者の皆さんも収穫に向けて気合が入ってきましたが、受注・発送チームもにわかに忙しくなってきました。

出来るだけ多くのお客様に私たちが作ったハロウィンかぼちゃを楽しんでいただけるよう、これからの大事なシーズンがんばっていきたいと思います。


2011年のハロウィンかぼちゃ販売は9月1日よりスタート予定となっております。10月31日のハロウィンまで待てない方(笑、店舗などのディスプレイ用、イベントでの活用など早めに手配されたいお客様はぜひご利用ください!

2011年用ハロウィンかぼちゃの販売はこちら↓

2011年7月17日日曜日

7月のはろまこ会議

7月12日、1ヶ月ぶりのはろまこ会議を行いました!
やはり話題はそろそろ実をつけてきたハロウィンかぼちゃ。概ね皆さん少しずつ実をつけているようなのですが、天候のせいなのか受粉タイミングが合わなかったせいなのか、まだまだ実をつけた数が多くないようです。


もう一つハロウィンかぼちゃで話題なのは、なぜか細長い実がなっていること(笑。

の記事を見ていただくとウワサの細長かぼちゃ(?!)がご覧いただけます。
この子たちはこれからオレンジや黄色のハロウィンカラーになるのでしょうか?!乞うご期待です!!



また、マコモタケの状況も同じように情報交換しました。
やはり繁殖力の強いマコモタケ。以前紹介したように紙マルチ等で対策をしないとどんどんとマコモタケが密集して成長してしまい大変のようです。

いよいよ次回の会議は8月下旬。そうです!ハロウィンかぼちゃの販売スタート直前です!!

2011年のハロウィンかぼちゃ販売は9月1日よりスタート予定となっております。10月31日のハロウィンまで待てない方(笑、店舗などのディスプレイ用、イベントでの活用などなど早めに手配されたいお客様はぜひご利用ください!

2011年用ハロウィンかぼちゃの販売はこちら↓

2011年7月11日月曜日

はろまこメンバーのハロウィンかぼちゃ

そろそろ他のはろまこメンバーの畑も気になる頃ですが、丁度良いタイミングでお二人のメンバーがブログをアップされたのでご紹介します♪

まずは、ねこちゃんばーばさんのブログ↓

ハロウィンかぼちゃの生育状況」(愛ちゃんのかぼちゃ)

おぉー、知らないうちにこんなに大きくなっちゃって、色も緑からハロウィンカラー(オレンジ)になりつつあります。しかも、ちゃんと向きを変えて傷つかないようにしている。流石です!!


続いて、世詩絵さんのブログ↓

ハロウィンカボチャの経過!」(千鳥草の部屋)

おぉー、こちらもちゃんと色づき始めている!!
しかも直径30cmですか?!大物の予感ですね♪
一緒に紹介されているスマートハロウィンかぼちゃ?の正体がとっても気になります。もしかすると、時が来てハロウィンかぼちゃのプリンスに生まれ変わるかも?!

まだ7月中旬ですが、早くもハロウィン気分満点です♪
これからの成長記録もぜひお楽しみに!

2011年7月10日日曜日

これが平丸・ハロウィンかぼちゃだ!

小濁の畑を見学した足で、さらに妙高市南部の奥まで進み長野県との県境も近い平丸地区に行きました。
こちらは、石田さんが「平丸・夢かぼちゃ」という名前で何年も前から食用のかぼちゃを生産されている場所です。ハロウィンかぼちゃと食用は違うと言いつつもやはり同じかぼちゃ。食用かぼちゃでは年間数千個出荷されるという石田さんのかぼちゃ畑を見学してきました!

平丸の石田さんとハロウィンかぼちゃ畑
「おら、面倒臭がりだし…」という言葉とは正反対のすごく几帳面な畑でいきなりビックリ!!
藁はつるが伸びる際につかめる程度、パラパラと撒く程度で良いそうですが、パラパラでも敷いている範囲が広い!

もうちょっと近づいて見てみると、自分たちの畑のハロウィンかぼちゃよりも明らかに葉っぱの青々しさが違うんです。もちろんつるの先は元気に持ち上がっています。
なんだか食べても美味しそうな色づきのハロウィンかぼちゃの葉

先月のはろまこ会議の際に石田さんが説明してくれた、つるは3本だけ伸ばし、方向も揃えてよーいドン♪で競争させてやるという話そのまんまの畑がそこにありました。3本のつるのうち、2本は手前方向に伸ばし、残り1本は奥のほうに伸ばしているそうです。
つるの伸びる方向を揃えて “よーいドン!”

ちょっと分かりづらいかもしれませんが、下の写真が苗の根元で、親つる(緑色が一番濃いつる)が奥のほうにカーブしながら左に伸び、親から別れた子つる(一番手前のつる)が同じく左に伸びています。もう1本の子つる(ごちゃごちゃしすぎて分かりませんが)は逆に右手に伸ばしています。
親つる、子つる、子つるの3本伸ばし方式
思った方向につるを伸ばすには、まだ若いうちにつるの方向を定めて上げる必要があるそうです。小枝などをさしながら方向修正をし、方向が定まってしまえばあとは微調整だけで済むそうです。こんな作業面倒臭がりには絶対できませんよ(笑。

実は石田さんのハロウィンかぼちゃの畑では2種類の育て方を実験しているそうです。一つ目は先ほど書いた親つる、子つる、子つるの3本方式。
そして、もうひとつは優秀な子つる3本が出たところで親つるを切ってしまう、子つる3本方式です。
こちらはその子つる3本方式。すでに親つるを切ってしまっているので、どれか1本がぐんぐん伸びるということもなく、まだ元株付近でわらわらと停滞しています。
子つる3本方式のハロウィンかぼちゃ

写真だと若干分かりづらいかもしれませんが、半分から右の葉っぱの高さがある方が「子つる3本方式」、左の横に伸びているのが「親つる・子つる・子つる」方式です。
左「親・子・子方式」  右「子・子・子方式」
どちらが良い実がなるか?は今年作ってみなければ分からないと仰っていましたが、育てる手間、出来る実の大きさ・数などどんな結果になるのか秋が楽しみです。

また、最初に離した藁ですが、実は敷き詰めている広さには意味があるそうです。食用のかぼちゃでも同じようにしているそうですが、元株に近いところになる実はあまり大きくはならないので、だいたい10節(あれっ、もうちょっとだったかな?)くらいまではすべて雌花を摘んでしまって、その先に出来る実をならせるそうです。その10節目くらいまでが藁の敷き詰め範囲ということです。
だいたい10節分くらいまでは藁を敷く重要エリア
もちろん、つるはその先もずんずん伸びて、もしかすると実をつけるかもしれませんが、それ以上先に出来た実はもっけもんで、だいたいひとつるに1,2個くらいの実をつけるそうです。

そして、もう一つ大事な管理は孫つるの切断です。
ほったらかしておくと、どんどん孫つるが伸びてジャングル状態になってしまいます。あまりに密集してしまうと風通しが悪くなりうどん粉病のなどの原因となるので、孫つるはこまめにカットしていきます。

最後にハロウィンではない食用のかぼちゃ畑も見せてもらいました。
こちらも管理が行き届いていて素晴らしい畑!なんだかアートっぽいものを感じます♪
なんだかこのカーブした畑カッコイイ♪
棚田を開墾して見渡すかぎりのかぼちゃ畑
平丸地区もかなりの中山間地域で、特に昔棚田や畑だった所が人口減とともに荒れてしまっているそうです。そんな中、石田さんは少しずつ開墾してかぼちゃ畑にしています。一つひとつの畑は小さいのですが、前後左右、そして山の上も下も見渡すかぎり整備されたかぼちゃ畑はとても素晴らしい眺めでした。

平丸・夢かぼちゃ...ならぬ、平丸・ハロウィンかぼちゃ!こちらも楽しみです♪

小濁のハロウィンかぼちゃとマコモタケ

6月26日(日)、妙高市小濁で記念すべき開窯イベントに参加した後に、少し足を伸ばして小濁の山さんの畑を見学させていただきました。

まず見せてもらったのは大豆畑。ちょうど種を蒔いたばかりで、タイミングよく目が出たところでした。おー、かわいいかわいい♪

可愛らしい大豆の芽

あらっ?まっすぐ植えたはずなのに...
一列…のはずが、先に行くほどちょっと曲がってましたが(笑、綺麗に芽が揃って出ていました!


さて、さらにちょっと登ったところにハロウィンかぼちゃの畑がありました。

小濁のハロウィンかぼちゃ畑
手前の成長が進んでいる方が、上濁川の手塚さんから苗を分けてもらったもので、奥のほうが山さん自身で芽出ししたもの(ちょっと遅れて芽出ししたもの)です。

広い畑ですくすくとつるを伸ばしていました。その先には早くも雌花が...

雌花の下にちっちゃな実が♪

伸びたつるの先が元気良く持ち上がっていれば、栄養が足りている状態。

このまま伸びると隣の苗まで届きそう?!

つい先日強い雨風で若干土がついてしまったけど、しっかりと受粉して実が出来てきたハロウィンかぼちゃもあるようです。
こちらはうまく受粉したのかな?

それもそのはず、かぼちゃ畑の周りでは蜂などの虫が花の蜜を吸いに飛び交っていました♪
クローバーの花に群がる虫たち

さて、小濁に来たらこちらも必見!マコモタケが成長中の天水田です!
小濁の天水田で育つマコモタケ
もともと山の中の棚田を活用しているので、1面1面は小さいのですが、その分水が良く循環しとっても透明で綺麗な天水田です。

また、こちらは今年春にきれいに植替え&株分けをしたばかりのマコモタケなので一株一株の間隔も開いていて整っています。
小濁のやまさんと天水田のマコモタケ

植え替えをした際、紙マルチも敷いているので雑草もなくとっても綺麗です!
この紙マルチは、しばらくすると水に溶けてしまうそうです。マコモタケの株がまだ小さいときに雑草から守り、ある程度大きくなって雑草にも負けず自立できるようになったら溶けてお役御免というわけです。
徐々に溶け始めている紙マルチ

マコモタケはとても繁殖力が強いため、同じ天水田で2年ほどすると所狭しと生い茂って管理が難しくなります。こちらの天水田は2年目でかなりのモジャモジャ状態です(笑。来春は植え替えですかねぇ?
2年目のマコモタケ。ちょっと生い茂り過ぎ? (^_^;)

小濁をはじめ中山間地域でのマコモタケ栽培で一番良い点は何と言っても綺麗な水が豊富に循環している点だと思います。ここの天水田でも自然の水が常に流れ続けていました。
豊富で天然の水が流れ続ける天水田
マコモタケの天水田、そして棚田も続く小濁

自然の環境を活かしてすくすくと育っている大豆、ハロウィンかぼちゃ、そしてマコモタケ。
秋の収穫に向けて期待が高まります♪

2011年7月9日土曜日

ハロウィンかぼちゃの栽培法を習う

実は1ヶ月前の話なのですが、毎月開催のはろまこ会議。
今回は都合が合わなかったメンバーの皆さんが多く、少数での開催でした。

5月に種蒔したハロウィンかぼちゃがそろそろつるも伸びてきた頃で、初めてハロウィンかぼちゃを育てる方はどんな管理が必要なのか疑問がいっぱい!


ハロウィンではなく、食べるカボチャを平丸地域で数多く栽培されている石田さんに、かぼちゃ繋がりということでハロウィンかぼちゃをどんな感じで栽培されているか質問攻めしてみました。

話だけではイメージが掴みづらく、簡単なイラストを描いてもらったりしながらレクチャーを受けました。伸ばすつるは3本、親、子、子。伸ばす方向も定めてよーいドン♪最初に方についた雌花はとっちゃって10節目くらいからの実に期待する...などなど。


とても参考になりました。今度皆さんの畑も見学に行かなければですね。

2011年5月14日土曜日

ハロウィンかぼちゃの種を植えました

約1ヶ月ぶりのはろまこ会議。
前回の会議で、5月に入ってから各自都合の良い時にハロウィンかぼちゃの種を蒔こうと相談していたのですが、なんとかなりのメンバーが5月1日にさっそく植えていました(笑。


そして、10日の会議の時にはみなさんちゃんとハロウィンかぼちゃの芽が出たということで、嬉しい報告会になりました。
それでは、メンバーのハロウィンかぼちゃの芽をご紹介♪

芽が出ました」 (森の下 孫八ババ)

挑戦」 (平丸・夢かぼちゃ)

ハロウィンかぼちゃの芽が出たー!」 (愛ちゃんのかぼちゃ)

ハロウィンカボチャの芽が出ました!」 (千鳥草の部屋)


皆さんの心配をよそに発芽率は高く、しっかりとした芽が出てきたようです。これからもう少し大きくなるまでポットで育て、もう1週間から10日程したら畑に定植をしたいと思います。

定植直後、まだ苗が小さい頃は風の強い地域などでは、風に吹かれツルが折れてしまうこともあるので要注意ですね。また、ちょっと目を離したすきにみるみるとツルがあらぬ方向に伸びてゆくので、方向修正も大切です。

「はろまこ」の「まこ」の方、マコモタケチームも前回の会議では雪解けがまだだったため進捗がなかったのですが、この1ヶ月で山あいの天水田も姿をあらわし、それぞれ準備を進めているようです。
また近いうちにメンバーのブログでマコモタケの様子が紹介されると思いますので、楽しみに待っていたいと思います。

 


今回の会議では、このプロジェクトの大きな目的の一つ「IT活用」について、ブログを始めて2ヶ月近くになりますので皆さんのブログの成績発表を行いました!

「成績発表」とはブログのアクセス状況の確認です。
せっかく発信している情報、やはり多くの方に見ていただきたいものです。また、ハロウィンかぼちゃやマコモタケの収穫の時期である秋には、ぜひ皆さんのブログが検索にヒットして多くのお客様を呼び込めるようになってほしいと思っています。

さて気になる成績は...(あぶら汗)。
まぁ、何ごともコツコツと積み重ねることが大切ですね♪ そんなにすぐに結果を求めてはいけません(笑。

 
ハロウィンかぼちゃとマコモタケ、そして(ちょっと苦手な)ITの話が終わればあとはフリートークです。地域の話題が続々と出てきます♪

個人的に一番の注目ネタは石田さんのところのふくろうの巣です。何でも卵が2つあるそうなので、生まれたらぜひブログにアップしてもらいたいですね。



次回の会議はまた1ヶ月後。その頃にはハロウィンかぼちゃもマコモタケもだいぶ成長していることでしょう。メンバーの皆さんのブログを楽しみながら次の集まりを待ちたいと思います。

2011年4月15日金曜日

ハロウィンかぼちゃの種を分けました!

4月12日はろまこプロジェクトの会議がありました。

以前の会議の際にみなさんからハロウィンかぼちゃの栽培予定数をお伺いし、メンバーの手塚さんにハロウィンかぼちゃの種を発注依頼していただいていたのですが、この日、そのハロウィンかぼちゃの種をメンバーのみなさんに配布しました!

まだまだ新井南部の山里の畑には積雪が残っているところもあるようですが、もう4月。雪をかいてでも畑の整備を進めていかなければなりません。


この日はハロウィンかぼちゃの植えつけスケジュールの確認と栽培に関する情報交換、もちろんマコモタケの天水田の様子などについても話し合いました。特にマコモタケ用の天水田は山あいに位置しているためまだまだ積雪が多いようです。

メンバーの皆さんも初めてチャレンジするハロウィンかぼちゃの育ち具合に興味津々です。昨年栽培の様子を見ながら、こうして栽培した方がいい、種を植える時期はいつくらいがいい...などなど、活発に意見交換されていました。


もちろん、最新の情報端末「iPad」を活用しながら♪

情報発信も忘れてはいません!
前回の勉強会でブログをスタートされた方たちも、皆さんそれぞれのペースで記事を発信されています。
きっと春の農業のはじまりと共に“写真つきで”いろんな情報を発信してくれると思います!

あらためてご紹介♪ - はろまこメンバーのブログ

「森の下 孫八ババ」
http://morinoshita.muransho.com

「平丸・夢かぼちゃ」
http://yumekabocha.muransho.com

「愛ちゃんのかぼちゃ」
http://aichankabocha.muransho.com

「農と食の奮闘記」
http://agribrand.artnais.net


「千鳥草の部屋」
http://chidorisou.jugem.jp

(妙高市の地域情報が満載の「千鳥草の部屋」の有名ブロガーさんもはろまこプロジェクトメンバーです。今までの地域情報に加えてはろまこプロジェクトの様子もお伝えいただきます)

次回はいよいよ種を植えます!お楽しみに!!

2011年3月25日金曜日

地域の情報発信に向けて

先日、第2回目となるはろまこプロジェクトの会議を行いました。

今回のテーマはズバリ「情報発信」。

自然に囲まれ良い環境で育った農産物も、その価値を皆さんに知ってもらわなければもったいないです。このプロジェクトでも私たちが生活している環境、栽培の様子、生産者の思いなど、どんどん発信し出来るだけ消費者の皆さんとの距離を縮める必要があると考えています。
そんな理由から、生産者の皆さんにブログを使っての情報発信にチャレンジしていただくことになりました。

既にパソコンを使いこなしている方、パソコンはちょっと…でも携帯からならという方、どっちも苦手だなぁという方など様々でしたが、最近のブログシステム(特に今回採用したGoogleのBlogger)はシンプルでとても使いやすく、パソコンからでも携帯からでも簡単に投稿できるので、わずか1時間程度の練習で皆さん使いこなせるようになっていました。

さっそく、今回の勉強会でスタートを切ったみなさんのブログをご紹介していきましょう♪

「森の下 孫八ババ」
http://morinoshita.muransho.com

「平丸・夢かぼちゃ」
http://yumekabocha.muransho.com

「愛ちゃんのかぼちゃ」
http://aichankabocha.muransho.com


また、アルネ小濁の活動から綴られているこちらのブログでもマコモタケの生産やレシピなどを紹介しています。

「農と食の奮闘記」
http://agribrand.artnais.net


地域の個性あふれるお話をたくさん聞かせていただければと思います。

次回の会議は、いよいよ種まきや生産計画に関して具体的な検討や行動が行われると思います。
豪雪の名残りでまだまだ積雪がある地域ですが、着実に春に向けてエネルギーを貯めています。芽吹きの春はもうすぐそこです!

2011年3月20日日曜日

はろまこプロジェクトが始まります

古くからの地域を振り返り、これからの地域を考える“地域再生サイコー会議”のプロジェクトとして、はろもこプロジェクトがスタートすることになりました。

“はろまこ”とは、ハロウィンかぼちゃの“はろ”とマコモタケの“まこ”で、この2つの農産物を中山間地を中心に生産し、より大きな販路であるインターネット上で販売するプロジェクトです。

特に中山間地においては、土地、水、人ととても良い環境が揃っていてそこで生産される物も品質の良いものなのですが、残念ながら販売ノウハウが整っていないことにより地域が活性するまでに至っていないところがあります。

そこで、今回は特にインターネットによる販売ノウハウの研究に重点を置き、地域の皆さんと共にITを活用した情報発信、ネット販売にチャレンジすることになりました。

先日の3月8日(火)には、このプロジェクトに賛同いただいた地域の皆さんと初めての会合を持ち、この活動の意義、今後の生産体制、販売方法などについて幅広く意見交換をしました。



皆さん農産物の生産に関しては、とても自信をお持ちなのですが肝心のITの話になるとちょっと引き気味に(笑。

これから定期的に集まって、自分たちの活動を全世界に発信するブログの活用や、インターネットによる農産物の販売方法などについて勉強会を重ねていきたいと思います。



また、ハロウィンかぼちゃ、マコモタケについても皆さんの生産ノウハウを十分に発揮していただき、ぜひ全国のより多くのお客様にお届けできるようがんばっていきたいと思います。

ぜひぜひこれからの「はろまこプロジェクト」の活動にご注目くださいませ!!